カゴ車はメーカーごとに寸法が少しずつ違います。現場に複数のサイズが混ざっていると、トラックへの積み方と庫内の動線の両方に影響が出ます。
サイズが混ざると、積み方が揃わない
トラックの荷台に何台載るかは、カゴ車の外寸で決まります。数センチ大きいものが混ざると、1列に並ぶ台数が減ることがあります。荷台に隙間ができれば、その分だけ1台あたりの積載効率が落ちます。
効率の差は1便では小さく見えますが、便数が積み上がると輸送費として現れます。
段差は、転倒のリスクになる
高さの違うカゴ車を並べると、上に載せた荷物の支えが不均一になります。走行中の揺れで荷崩れが起きると、商品の破損だけでなく作業者の安全にも関わります。
ラッシングで固定するにしても、高さが揃っているほうが確実に留まります。
拠点をまたぐと、返却で混ざる
カゴ車は納品先に出て、回収されて戻ってきます。複数拠点で運用していると、この循環の中でサイズが混ざります。1拠点だけ統一しても、返却で他拠点のものが入ってくれば元に戻ります。
統一を進めるなら、循環する範囲をまとめて計画する必要があります。
統一を進める順番
まず現在保有しているカゴ車をサイズ別に数え、最も台数の多い規格を基準に決めます。次に、循環している拠点の範囲を確認します。入れ替えは、破損した個体から順に置き換えていくと投資を平準化できます。
一度に入れ替えなくても始められる
全数を同時に入れ替えるには相応の費用がかかります。多くの現場では、更新のタイミングで規格を寄せていく方法が現実的です。
大切なのは、追加購入するときに基準を決めておくことです。基準がないまま買い足すと、混在は増え続けます。パレットの所有とレンタルの考え方は、パレットは「買う」と「借りる」、どっちが得?で整理しています。
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