代引きは配達したその場で代金を受け取る決済方法です。ただし、受け取った現金が荷主の口座に入るのは、そのあとになります。ここにどれくらいの日数が空くかは、扱う金額が大きいほど効いてきます。
入金は「回収の後」にくる
配達員が受け取った代金は、いったん配送側で集約され、締め日ごとにまとめて荷主へ送金されます。つまり商品を届けた日と、現金が手元に入る日は別です。
この間隔は契約条件によって変わります。週次で締めるのか月次で締めるのか、締めてから何営業日で振り込まれるのか。ここを把握していないと、入金予定が読めなくなります。
単価が上がるほど、ずれは重くなる
数千円の商品なら、入金が数週間遅れても資金繰りへの影響は限定的です。ところが単価が数十万円になると、同じ日数でも滞留する金額の桁が変わります。
高額商品を扱う場合、代引きを選ぶかどうかは決済手段の話であると同時に、資金繰りの話でもあります。
締めと送金のサイクルを先に確認する
確認すべきは3点です。締め日の頻度、締めから送金までの営業日数、そして手数料が売上から差し引かれるのか別請求なのか。この3つで、実際に入る金額と時期が決まります。
キャンセルや受取拒否が発生した場合の扱いも、あわせて確認しておくと後で揉めません。商品は戻ってきますが、往復の運賃は発生します。
回収を任せるなら、報告の粒度も決めておく
誰の分がいくら回収され、誰の分が未回収なのか。この明細が受け取れないと、入金額の照合が手作業になります。件数が増えるほど、この照合作業が負担になります。
回収代行を依頼するときは、金額と入金日だけでなく、明細の形式と受け取り方法まで含めて確認しておくと運用が回ります。代引きの取扱上限については、代引きに「上限」があるのをご存じですかもあわせてご覧ください。
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